笹には特別な力がある?『小暑』『七夕』について解説

 

こんにちは四柱推命鑑定士の葉利です

本日は二十四節気の「小暑(しょうしょ)」ですね

小暑とは梅雨明けが近付き、暑さが本格的になるころを表します

蝉が鳴き始める時期でもあるそうです

 

小暑に至っても梅雨が入らない場合は「梅雨入り」の発表は特定できずとなるそうです
※稀に四国地方、北陸地方、近畿地方などでは「梅雨入りなし」となることがあるようです

小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります

「暑中」は、「小暑」から「大暑」の間を言い(冬の寒中と同様)

実際の暑さのピークとは少しずれますが、

これは旧暦から新暦に変わったためと考えられます

(旧暦7月7日は今年は8月20日)

 

小寒と互いに半年後・半年前の関係で、

大寒と大暑も同じ関係です

以上が『小暑』の解説となります

ちなみに、小暑は毎年「7月7日」ごろから始まります

 

そして7月7日と言えば「七夕」ですね

皆さん、短冊に願い事は書きましたでしょうか

 

七夕とは、もともと

◆日本の神事であった「棚機(たなばた)」

◆織姫と彦星の伝説

◆奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」

の三つが混ざって出来た行事です

 

「棚機」とは、古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事で、

乙女が着物を織って棚にそなえ、

神さまを迎えて秋の豊作を祈ったり人々の穢れをはらうというものでした

 

織姫と彦星の伝説は有名ですね

ストーリーの元は星座から考えられたものでした

琴座のベガと呼ばれる織女(しゅくじょ)星は裁縫の仕事、

鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は

農業の仕事をつかさどる星と考えられていました

この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで

最も光り輝いているように見えることから、

中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、

七夕ストーリーが生まれました

 

「乞巧奠(きこうでん)」は、

中国の行事で7月7日に織女星にあやかって

はた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習から生まれました

庭先の祭壇に針などをそなえて、星に祈りを捧げるそうです

やがてはた織りだけでなく芸事や書道などの上達も願うようになりました

 

江戸時代になり七夕行事が五節句の一つとなると、

七夕は庶民の間にも広まり、全国的に行われるようになりました

人々は野菜や果物をそなえて、詩歌や習いごとの上達を願いました

五つの色の短冊に色々な願い事を書いて笹竹につるし、

星に祈るお祭りと変わっていきました

 

冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ生命力にあふれた笹や竹には、

昔から不思議な力があると言われてきました

神聖な植物ゆえに、そこに神を宿すことができるとも言われているそうです

祭りの後、竹や笹を川や海に飾りごと流す風習には、

竹や笹にけがれを持っていってもらうという意味があります

 

だから竹や笹に短冊をつるすそうですね

 

今回はここまで

 

最後まで読んで下さいまして、有難うございました

 

 

P.S.

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